口コミの評判に左右されない人生をクリエイトしたい 1
デザイナー、ライター、ディレクター、プランナー、プロデューサーetc... 私はクリエイターになりたい。 “クリエイティブな発想” “ステキな未来をクリエイトする” クリエイト=創造 感じたままに、思ったままに、 閃いたままに、試行錯誤を繰り返し、 なにかを創造し、この世界に残すことができる行為を生業とする職人 =クリエイター 私は、文章が好きだ。 ハッとさせられるつり革広告や、 魂を鼓舞するようなCMを目にしてきた。 いつか私もそんな広告を創るクリエイターになりたいと思っていた。 でも、とても漠然としたイメージしか抱いていなかったので、 「何か文章力を活かすことができないか」 としか思えなかった。 文章を活かし、CMやポスターのキャッチコピーを生み出すクリエイターが、すなわちコピーライターだと知ったのは、29歳の夏だった。 私はとある公務員として地方自治体に勤めていたが、安定を求めて始めたことが良くなかったのか、仕事が楽しくなさすぎて血反吐を吐いた。 だから、29歳の夏にやめた。 そして本当にやりたい仕事を見つけた。 それがコピーライターだった。 今思えば、 そんな選択はバカだったと思う。 公務員を続けながらもキャッチコピーを考えたりすることはできたからだ。 でもそれがどうしても嫌だったのは、 文章を創ることだけに集中したかったからだ。世間知らずで子供みたいな理由だが、当時は本気でそう思っていた。 だから二足の草鞋を履くことだけは、絶対にない事だった。 なんの評判も肩書きもないズブの素人が、いきなりクリエイターになどなれるわけないとそれからしばらくして痛感することになる。 この29歳のころの夏に体験した、クリエイターになるための転職活動について今後は綴っていこうと思っている。